【雑記】10月になりました
わーぐです。こんにちわーぐ。10月になりました。まだまだ真夏日が続くなど暑い日が続いておりますね。
さて、僕の方ですが、8月からはじめた仕事でようやく給料を得ることができました。8月の途中からだったのでもらえる額は少なかったのですが、自分の力で2年半ぶりにお金を得ることができました。嫌な思いを乗り越えて食べる外食は最高でした。
仕事の方ですが、長い間引きこもったことが災いしたのか、生まれつきなのかはわかりかねますが、同僚から「こいつ物覚え悪いな」等と言われ、早くも人間関係にヒビが入りつつあります。が、ここが耐え時でこれを乗り越えて金を稼ぐのだと理解しました。給料は良い方ですが、こんな所にいてもスキルアップなんて一切ないし金を稼いで資格をとってさっさと転職したいと考えています。同僚もどうやら少しむずかしい漢字や言い回しすら理解できないような学の低そうな方々ですしね。難しい例えや言い回しを好みがちな僕とは根本的にそりがあわないのでしょうし。
この記事を通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
#55 ADHDとASDはよく脳内で喧嘩します
わーぐです、こんにちわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー
今回は、「ADHDとASDの脳内戦争」です。
ADHDとASDを併発してしまうとどうなるかは、実は既に別の記事にて書いているのですが、今回は僕の脳内で起こっている事態をエッセイにします。
なお、ADHDを患ってしまうとどうなるかはこちらを
ASDを患ってしまうとどうなるかはこちらをご覧ください。
・脳内会議
僕の中のADHDとASDがよく脳内会議をしていますが、常にこんなかんじになっています。
ASD「こんな案はどうかな?いつしようか?」
ADHD「うるせえ!思い立ったが吉日だ!すぐやるぞ!」
ASD「待って、すぐ行動するのは危険だから吟味を…」
ADHD「うるせえ!!」
ASD「あぁ?」
みたいな感じで、常に喧嘩が起こっています。ASDが立案したことを、ADHDが蹴ってしまい、そして放棄してしまいます。リンク先の14話でも書いていますが、ADHDとASDを併発するとプラスな点は相殺されるのに。マイナスな点には全力で掛け算されていくのです。
他にも、ADHDとASDが組み合わさると、ADHDの色々思いつきすぐやりたい欲とASDのこだわったり、慎重にいきたい欲が喧嘩して結果時間だけを無駄に浪費したり…脳内の喧嘩をまざまざと見せつけられる羽目にもなるので、ストレスも尋常じゃないです。
発達障害を患った人は疲労しやすいと言われますが、脳内の喧嘩が絶えないことで常に消耗していることも原因ではないかと僕は考えています。無意識に常にHPを消費している毒状態のようなものですね。
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
#54 社会訓練のために保育園へ。しかし・・・
わーぐです、こんばんわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー
今回も過去シリーズです。実体験100%です。前回の続きなので、そちらも参照してください。
1.保育園へ
発達障害の診断を受けた僕は、母の奔走により社会訓練として保育園へと入園することになりました。保育園でも3歳になって言葉を喋れないのはかなり異常だったようで、保育士からも結構な質問が来たのだとか…なお、どう答えたのかは教えてくれませんでした。
2.協調性のなさが浮き彫りに
やはりというか案の定というか保育園でも協調性のなさが大問題となっていたようです。言葉を喋れないために癇癪を起こした際には手が出てしまったり、暴れだしたりしてしまったようです。やはり母親が代わりに謝ったり…
今思えばカッとなりやすかったり、癇癪を起こしやすいのはADHDの特徴、極端な協調性のなさはASDの特徴、それらが重なって保育園では大の問題児だったのだなと知識を身につけて感じています。
3.運動もできなかった
どうやら僕は走れなかったようです。歩いてもすぐ転ぶ、動きがどこかぎこちない等…
これらの問題が浮き彫りになってしまったために、診断を受けた病院で言語聴覚士による言語訓練&理学・作業療法士による運動訓練が追加されましたとさ…
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
#53 僕が発達障害の診断をもらうまで
わーぐです、こんばんわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー
今回は過去シリーズです。実体験100%です。正直、書かなくて良いなら書きたくないような記事です。
僕は、3歳の頃に発達障害の診断を貰った(ちなみに、当時は症状の理解や認知がなかったため、ADHDやASD等の診断名はまだなく、広汎性発達障害(PDD)との診断でした)のですが、その背景には親の努力があったことを親から聞きました。
1.診断をもらうまで
僕は3歳になっても何か言葉を発することが無かった(=言葉のおくれ)ようで、この事態を重く見た母親により、定期検診、更には大きい精神病院まで赴き、ようやく広汎性発達障害との診断をもらったそうです。この当時は1900年代で、まだまだ障害に対する風当たりが強かったり、「変わった子」「不思議ちゃん」として処理される時代でした。そんな中、診断までこぎつけた僕の母親の努力を嫌でも思い知らされました。
逆に言えば、風当たりの強かった当時なのに診断される辺り障害や症状は本当に重いものだったのかも知れませんが、この真相は聞かないほうが良いかもしれません。
2.言葉の遅れと境界知能
僕が発達障害の診断を貰う直接的な要因となった言葉の遅れですが、そもそも普通の子は何歳言葉を話せるようになるの?と疑問も浮かび上がってきますよね。結論で言えば、普通の子は1歳で何か言葉を発するらしいです。早い子だと生後9ヶ月で何か意味のある言葉を発するようです。
なお、僕は3歳で診断を貰った当時は知能が1歳近くしかなかったようで、知能指数も平均より低かったらしく、現在で言う境界知能だったのかなと思います。知的障害と診断するほどIQは低くはないけど、他の子よりはIQが低い状態ですね。境界知能の子は福祉との境界にも立たされやすく、現在問題になっていますね。
それを物心付いた頃に聞かされたときは僕もショックでした。当事者や当事者の子供を持つ親御さんには申し訳ないことを書きますが、自分が他人と比べて明らかに頭が悪いと言われているような気がして、絶対に認めたくなかったです。
3.母親の努力
先述の通り、僕の母親はおかしいと思ってから様々な医療機関を全力で回ったそうです。最終的に都市部の大きな小児精神科へと回り、診断をもらったと聞きました。また、診断を貰った後は社会訓練をするために保育園への入園手続きをしたり、小学校に進学する際は支援学級に行かせるべきか相談をしたようです。この話は次の記事にて続くのですが、とにかく僕のために動いたのが嫌でも思い知らされました。
世の中には親ガチャなんていう言葉があり、SNSで見る同じ当事者の方々は親による暴力やネグレクトで更に荒んだり等した方が多いようですが、僕の場合は大当たりだと断言できる立場にいるようです。逆に言えば、これはACやダメ親に関しての記事は書けないとも言えますが。
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
【雑記】つい先日までニートだった僕が働いてみて得たもの
わーぐです。こんにちわーぐ。今日もコミックエッセイは無しですが、代わりに、つい最近まで2年半ニートをしていた僕が約2ヶ月間働いて得たものを書きたいと思います。
1.金が入った
ぶっちゃけ、働く理由はこれ一択です。これがなければ働きませんよね。なお、今回は一般雇用で一応障害者求人も見てみましたが、それは別の記事で書きたいと思います。
2.身なりを整えるようになった
それはそうですね。働く以上は最低限の身なりは整えるように、気を使うようになりました。ニートをしていた頃は髪は長く無精髭・鼻毛・眉毛は両津の如しという絶対に関わりたくないような顔をしていました。
3.規則正しい生活ができるようになった
それもそうですね。ニートをしていた頃は二年間朝歩いたら疲れたから昼寝、気づいたら昼になっていた。昼食を食べ再び昼寝…を繰り返していました。これでも実家ぐらしで親が家事の手配をしてくれていたのですが、これが一人暮らしとなると…おそらく入浴もしてなかったであろうと思われます。いま考えると恐ろしい恐ろしい。
4.顔つきが変わった
顔が険しく、精悍になったと言われました。2年半ニートをしていたら顔つきはだらしなくなりますし、仕事はそれなりにきついのでやはり変わるのでしょう。男子三日会わざれば刮目して見よってやつです。
5.時間を有効に使えるようになった
3の「規則正しい~」に通ずるものがありますが、仕事から帰ったら食事と入浴を済ませ、速攻で趣味の時間に使うようになりました。こうして、ブログも書いています。
まあ、総じて言えば全ては金のためですが、何とか2ヶ月は頑張っています。実はまだ給料日になってないんで金は入ってないんですけどね。
働いてみて感じたことですが、社会との隔絶は人間を堕落させると思っています。そして、社会は人間としての尊厳を提供してくれる場だと僕は思っています。僕も泥沼にはまってしまいましたから。今は抜け出してはいるものの、またすぐに泥沼に入るのではないのか…などと考えるとやはり不安しかありません。正直、朝は辛いし、夜は働くことへの不安から眠れなくなることが多々あったり、本音を言うと働きたくないですがやるしかないのでしょう。
わーぐでした。
【失敗談】先延ばしと安請け合いで家族を怒らせた話【雑記】
わーぐです。こんにちわーぐ。とりあえず、まずは近況報告です。先月に仕事を始めました。非正規ですが、時給1150円、月給で換算すると約18万円となかなか魅力的です。適性もスキルアップもまったくない内容ですが、選んでしまった以上は頑張ります。
さて本題ですが、いつものコミックエッセイではありません。自分語りです。僕は昔から安請け合いする癖及び先延ばし癖があるのですが、それが併発してしまい、兄を激怒させてしまいました。弁明するまでもなく僕が悪いです。
1.どうしてこうなったのか
来年の1月は両親の還暦なのですが、5月に兄から電話がかかってきました。
兄「お前絵描けるやろ?働いてなくてどうせ金も出せないだろうし還暦祝い絵描いてよ」
僕「いいよ(む、無理かなぁ…)」←流されて安請け合いしてしまう悪癖が発動してしまった僕「か、描けない…これじゃ小学生が描くような絵にしかならない…どうしよう…」
僕「あ、後回しにしよう…もう白旗を揚げようか…それも後でいいか…」←先延ばし癖が発動してしまう
それがズルズル引きずり、8月には幸か不幸か仕事が決まり、つい最近兄から催促のラインが届きました。
兄「絵を描いてるか?あ、電話くれよ」
僕「む、無理です!描けません!仕事も決まってしまって、結局描いてもこれじゃ駄目な絵にしかならなくて…あああああああああ」
兄「言えよ…もっと早く言え!!もうええわ!」
僕「…」
やらかしました。安請け合いする癖と先延ばし癖のダブルパンチで信頼を損ねるコンボです。過去にも何度も何度もやらかし、そして全く学習せずに再びやらかしました。身内だろうがなんだろうが、こんなことされたら僕なら「こいつのことは一切信用しない」になってしまいます。…なぜ安請け合いをしてしまう&先延ばしにしてしまうのか考えていきましょう。
2.安請け合いしてしまう癖
安請け合いとは、深く考えずなんでも引き受けたり、確実に成し遂げる自信や確信が持てないのに、簡単に二つ返事してしまうことを言います。何も考えずに二つ返事をする軽い人間だと思われがちです。その上で冒頭の会話みたく「やっぱ無理」ってなったときは…考えるまでもありませんね。その原因を見ていきましょう。
2-1.楽天家な性格
「自分にこれはできるだろう」という根拠のない自信がその人の中にあるためが理由のひとつです。「物事を楽観的にとらえすぎる」性格だとも言えます。似た言葉として「自信家」がありますが、あちらは物事を吟味した上で確実に遂行するのに対し、楽天家な人は、まずは何でも「できるよ」と言ってしまうのです。
2-2.八方美人
どんな人にでも優しくしてしまう性格の人です。だいたいお人好しでもあります。良く言えば「優しい」性格なのですが、この点ではその性格が非常に悪い側面に向かっています。
3-3.気が弱い
断ることができない性格です。出来なくても断って怒らせたらどうしよう…が出てしまい、出来ないのに安請け合いしがちです。気が弱いために「無理」と言い出せずズルズル引きずり大事になる…なんてケースが非常に多いです。
3.先延ばし癖
先延ばし癖とは、最優先でやるべきことを後回しにしてしまいことです。夏休みの宿題を後回しにして8月31日に地獄をみたことありませんか?僕は毎年地獄を見ていました。その原因をみていきましょう。
3-1.楽天家な性格
安請け合いする原因と同じですね。先々のことや戦略について考えていない、考えることができないタイプです。
3-2.完璧主義
こだわりが強く、細部にまで100点満点を求めるタイプです。職人肌とも言えます。これらは芸術家や職人として大事で尊重されるべき要素ですが、彼らにも納期はあります。まずは完成させてからです。
3-3.ADHD
いわゆるそういう障害を生まれ持ってきてしまった人です。脳の制御が弱く、これをやろうと思った方向へ進み、本当にやるべきことには目もくれないことが多いです。
4.それらへの対処法
出来もしないのに安請け合いと先延ばし癖のコンボで身内にも他人にも何度も信頼を地に落としてきた僕ですが、僕なりの対処法です。
4-1.できないことは断る
シンプルイズベスト。出来ないことはやらない、断る。これこそがシンプルかつ最強の答えだと思っています。最初は依頼人を怒らせますが、後で何倍の怒りを買うよりマシです。
4-2.とりあえずやれ
パソコンの前に向かって作業をしろ。一度手を付けたら自然に作業が進んでるから。
4-3.ADHD、またはそれが疑われる場合は医師等の専門家へ
ADHDは病気です。病気なのでそれに対する薬もあります。悩んでも仕方がないので、病院(精神科)へ行き、診断を貰うなど専門家の指示を仰ぎましょう。
5.最後に
いかがでしたか?僕は何度も安請け合いと先延ばしのコンボをやらかし、そのたびに信用や信頼を失墜させてきました。最近そのことで兄を激怒させ、暫くは罪悪感で自己嫌悪に陥っていました。おそらく次も同じミスをやるのではないかという恐怖もあります。ですが、そのミスを真摯に受け止め、次はこうしようと予め計画を立てるのが肝要だと思います。
このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。
音読はまるで死刑台!?吃音の少年が語る苦悩
わーぐです。こんにちわーぐ。
今回は、吃音で悩む子供のネット記事を見かけたので共有します。
また、吃音に関する記事も当ブログに書いていますので、吃音って何?という方は、こちらの記事も参照にしてください。
・音読の授業がある日の前日は不安と緊張でいっぱいになる
僕も吃音を患っているのですが、実際音読の授業があるとわかっていると不安と緊張で何も頭に入らないです。この少年も、前日は手が震え、指先は血の気が引いたように白くなると話しています。これは、再現を恐れてしまう「予期不安」と呼ばれるそうです。
・逃げ出したくなる学校生活
僕も番号順や席順で一人ずつ教科書を読んだり発表したりがありましたが、まぁ苦痛でしたね。この少年も、やはり苦痛だっといいます。特に「読みつなぎ」と呼ばれる音読は、「1分以内に読み終えることができれば授業を終わらせる」というものだったらしく、まるで死刑台に立たされているようだと少年は語ります。そりゃそうですよね。彼のせいで授業が長引いてしまったら戦犯扱いです。大縄跳びで一人だけ引っかかるのと同レベルで戦犯扱いです。吃音当事者からしたら害悪でしかありません。
・将来を考え、更に憂鬱に
進学や面接ではどうしても喋らなければならない場面が出てきます。そのため、面接が必要ない場所に進みたいと考えているようです。僕も面接のときに何度も嘲笑されました。あのときの悔しさと怒りは筆舌に尽くしがたいです。
・環境で吃音は悪化する
要は、からかわれればからかわれる程吃音は悪化します。本人も強く気にしているのに、喋ると辛いからだまります。吃音は悪意や嘲笑にさらされやすく、喋ることができなくなり…の負のループです。
本人の努力でできることには限界があります。例えば音痴や運動音痴の子にも本人の努力では限界があります。失敗で他者に嘲笑されるのも似ています。それと似たことです。
・周囲への理解が大切
どもっても笑わない、特別扱いしない…などです。彼らは悪意にさらされたぶん、こういったことには人一倍以上敏感です。何度でもいいますが、「もっとはっきり話せ」や「何言ってるのかわからん」は絶対NGです。これを発言した瞬間から心を閉ざされ、二度と開くことはないです。
吃音の当事者だけではどうしようもないことが多いです。周囲への理解と、ポジティブなコミュニケーションが取れることになることが肝要と考えます。
また次回の記事にて。わーぐでした。