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#56 実はスクールカーストはピラミッドじゃなくあの形!?スクールカースト制度と発達障害

 

 わーぐです、こんにちわーぐ。発達障害を持ってしまったアラサー男のコミックエッセイはーじまーるよー

  今回は「スクールカースト」と言うお話と、その発達障害を持ってしまった人間はスクールカーストのどの序列に入れられてしまうかを話していこうと思います。

 

スクールカーストとは

 まず、スクールカーストとは、インドの身分制度であるカースト制が由来の言葉で、それを学校内、クラス内でなぞらえた言葉です。日本でも士農工商と言う言葉、さらにその下に位置する穢多非人…なんてのもありましたね。

 基本的に、階級制または一般的にはピラミッド型の構造と言われています。

カーストと聞いて黄金の太陽と言う昔のゲームのキャラを思い浮かべた人いる?

 

ぼくの考えるスクールカースト

 世間一般ではスクールカーストはピラミッド型と言われますが、僕はこれは違うと思っています。本当は、ピラミッドではなく、ひし形で構成されていると僕は考えています。その根拠をこの記事で説明していこうと思います。

 

トップ層

・イケメン・美少女

 読んで字の如し。出来杉くんタイプ。実家が金持ちやスポーツ万能だと更に良いです。と言うか基本的にこういう人間は何をやっても万能です。コンプレックスも劣等感もないため下位層にも優しく、文字通り誰にでも人気のあるタイプです。

・暴君

 不良、ヤンキーと呼ばれる人種です。ジャイアンタイプ。暴力で解決しのし上がってきたタイプの人間です。クラスの人間からは恐怖の対象として恐れられるタイプですね。

・ギャル

 女の子の場合はコミュニケーション万能なギャルがスクールカーストの最上位にいることが多い印象です。大体イケメンと付き合っていることが多い印象ですね。

 

上位層

・運動部

 運動部と言っても、卓球部以外の球技部に限定されています。何故か卓球は序列が最低なのですよね。女子ならバレー部やチアリーディングがここにいる印象ですね。ちなみに、アメリカだとアメフト部、特にクォーターバックだと無条件でトップに君臨するようです。*1

・コミュニケーション強者

 学業やスポーツはあまり良くないものの、コミュニケーションが得意で狙って笑いが取れるタイプの人間です。自分から率先して道化になれるタイプです。お笑いや遊び人系がここに属します。

・トップや上位の取り巻き

 スネ夫タイプです。自分自身に長所はないものの、トップの金魚のフンになることでいじめの対象から目をそらさせるタイプです。ゴマすり達人。社会で出生するタイプ。

 

中間層

・普通の人

 読んで字の如し。特に長所も短所もなく、目立たない人。

・勉強「だけ」出来る人

 ガリ勉と言われる人。テスト前にノートを要求されたり宿題を写させたり何かしらの需要や利用価値があるため、中間層に置かれます。

 

下位層

 ここからは学校生活が楽しめなくなるラインです。ただ、下位層は更に下の層のお陰でいじめなどのターゲットにはなりにくい印象です。存在を認知される層としては最下層です。

・オタク

 何かしらのオタクです。機械やアニメ、歴史等色々あるでしょうが上位層にオタクと見做されると序列が低くなります。

・運動音痴

 勉強が出来れば中間層として需要があるのですが、それもないと運動音痴として悲惨な生活をおくるはめになりやすいです。

・コミュ障

 読んで字の如し。だいたいオタクや運動音痴とセットの印象。

 

被虐待層

 いじめを受けてしまった層。所謂穢多非人でここからはクラスからそんな奴いない扱いとなります。世間で言うのび太タイプ。とは言えのび太は大人になるとジャイアン達と普通に親友として飯を食ってるしそもそも彼は普通にコミュニケーション強者なので・・・

 存在を抹消されるので、卒業後の進路は不明だし同窓会にも呼ばれません。誰かのつてで同窓会グループに入れても、その「誰か」が何故こいつを誘ったと叱責を受ける羽目になります。

・下位層が更に酷くなったタイプ

 オタク、運動音痴、コミュ障が更に重症だとここに入れられやすいです。

・便所飯

 一人でご飯を食べている姿を見られたくないからトイレで食事をとる人です。場合によっては排泄音を聞きながら食事を取らないといけない…って正直、僕からは考えられませんわ…

 

関わってはいけない層

 逆トップで、ひし形の底辺に位置します。被虐待層の更に下に属する人たちです。あなた達のクラスにも誰もコミュニケーションを取ろうとしないし、本人も誰とも関わろうともしなかった人はいませんでしたか?もしくはあなた自身がそうだったのかもしれません。被虐待層からも下に見られます。

・不思議ちゃん

 発達障害、特にASDを持ってしまった人たちです。障害をカミングアウトしなくても、周りも薄々察しています。

 なお、ADHDは基本的に下位~被虐待層にいる印象です。稀に道化の才能を発揮して上位層に位置する者もいるようですが、ASDに道化をやれと言われても無理だから。

 

・知的障害

 比較的わかりやすいですね。彼らは基本的に別の支援学級に入っていることも多いです。

 

・不登校

 そもそも学校に来ないのでどうしようもないです。

 

まとめ

 基本的に、スクールカーストは上位層が作った概念であり、その中から外される発達障害当事者は、スクールカーストという言葉及び自分がどこに属しているかもわからないのでは?と思いこの記事を書くことにしました。実際僕も少し調べるまでスクールカーストと言う言葉自体知りませんでしたし。本来のカースト制度共々非常に残酷な制度であると考えています。僕自身存在を否定された存在でしたし…

 

 

このエッセイを通じて同じく障害を持っている方への共感、及び障害への理解が深まってくれれば、幸いです。
 
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それではまた次回の記事にて、わーぐでした。

 

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*1:アメフトは基本的に文武両道でないと出来ないスポーツだが、その中でもクォーターバックはトップでないと出来ない花形ポジション。野球で言えばエースで4番