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ジャングルポケット斉藤慎二のいじめ体験記事を読んで

 わーぐです、おはようございわーぐ。

 まずは、昨日のこの記事が意外にも好評でした。スター及びはてブ本当にありがとうございます。

kae-basho.hatenablog.com

 ネット記事感想文みたいなの、案外需要あるんだなと思いました。

 

 今回はお笑い芸人として活躍するジャングルポケット斉藤慎二が講演会でいじめを受けたこと、被害を受けた当事者としていじめはあってはならないと言うことを強く訴える記事です。

news.yahoo.co.jp

 

・要約

・小学生の頃から些細な理由でいじめを受けた

・親にはどうしても言えなかった

・クラス一人だけ集まりに呼んでもらえず教師に相談したら「君に問題がある」として取り合ってもらえず

・それどころか教師は斉藤のことを「クラスの子に君の悪いところを言ってもらおう」として晒し者にした

・たまりかねて自殺しようとするも、同じくいじめを受けていた兄から止められる

・中学に進学し、夢を持ち、次第に明るくなる

・芸能人として有名になった時に斉藤をいじめていた元同級生から「俺も家庭持ちで色々あるから名前は出すなよ?」と言われ、反省も悪びれる様子もなかった

・いじめは犯罪

 

・小学生の頃から些細な理由でいじめを受けた

 背が低いという理由からいじめが始まったようです。おそらく、力が弱く狙いやすいことから始まったのがエスカレートしていったのだと思われます。エスカレートの果に、彫刻刀で刺されるなど、大人でも洒落にならない事態にまで発展しています。ナイフで人を刺したら傷害罪で即逮捕ですよね?

 

・親にはどうしても言えなかった

 いじめられっ子あるあるです。この年頃だといじめを受けていることを親に言うのが恥ずかしいとか、自分の身は自分で…等色々考える多感な時期だからでしょう。

 斉藤の親は教師をしており、多忙だったために自分のために時間を割く訳にもいかなかったとも言っています。

 

・クラス一人だけ集まりに呼んでもらえず教師に相談したら「君に問題がある」として取り合ってもらえず

 クラスの中で自分一人だけハブられたんですね。当然心の傷になりますわ。たまりかねて教師に相談したら、「斉藤くんに問題がある」として突っぱねられたそう。後述します。

 

・それどころか教師は斉藤のことを「クラスの子に君の悪いところを言ってもらおう」として晒し者にした

 論外。胸糞悪い。

教師としては100%善意で、よかれと思ってやっているのも最悪。認知がずれすぎている。見えている世界が違うんでしょうね。なお、その教師は時には薄ら笑いで傍観していたようですが、その教師からしたら「やっぱり自分は正しかったんだ」と言う気持ちだったのだと思われます。

 

・たまりかねて自殺しようとするも、同じくいじめを受けていた兄から止められる

「死にたい」「終わりだ、これでやっと楽になれる」として、ベルトを首にくくりつけて自ら命を絶とうとするも、兄に止められました。

 結果論ではありますが、この兄のファインプレイで命が絶たれず、才能を開花できているのですから、本当に良かったと思います。

 

・中学に進学し、夢を持ち、次第に明るくなる

 中学で演劇に出会い、そこから彼の夢と才能の一歩を踏みます。高校では野球部に入り、友人も多くできて充実した高校生活をおくれたのだとか。

 

・芸能人として有名になった時に斉藤をいじめていた元同級生から「俺も家庭持ちで色々あるから名前は出すなよ?」と言われ、反省も悪びれる様子もなかった

 邪悪。

 謝っておけばワンチャン許してもらえたかも知れないのに、それすらも自分自身で潰し、最低な行動に出てしまう。

 自覚ありながら、俺だって~とか言えちゃうこの精神はある意味で生きやすいとは思いますが、やはり最低最悪と言わざるをえません。教師の件しかり最も腹が立った部分です。

 人の未来を潰しかけながら「家族のために俺を晒すなよ」は通用しません。というよりもこの加害者の場合は守りたいのは家族ではなくて自分自身なのでは?

 

・いじめは犯罪

 子供の世界だから、学校という閉鎖空間だから「いじめ」と軽いノリで済ませているきらいがどこかにありますが、いじめには様々な刑事罰が孕んでいます。

・暴行(刑法208条)
・傷害罪(刑法204条)
・脅迫(刑法222条)
名誉毀損(刑法230条)
・侮辱罪(刑法231条)

 

 いじめる立場としては軽いノリや冗談で済ませているところがありますが、そんな訳ない。彼らは実際に罰を受けないと、理解できないと思います。

 「いじめっ子にも未来が~」とかよく言われますが、人の未来を潰しておきながら自分には未来があるとか言い訳?ふざけるな。

 

 壮絶な過去を乗り越え、多大な抵抗を持ちながらもカミングアウトをし、皆に伝えています。そんな斉藤慎二は本当に立派な人物なのだと思います。

 講演会などでいじめを受けていたと伝えることは、いじめの防止にもつながると考えています。

 いじめはどんな理由であれ「加害者が悪い」です。例外はありません。

 

 わーぐでした。